指揮者・演出家プロフィール

 
小﨑 雅弘(指揮)
1987年国立音楽大学に入学。在学中にモーツァルト『魔笛』全曲を指揮しデビュー。
その後、様々な団体で、『椿姫』、プッチーニ『ラ・ボエーム』をはじめ『カルメン』、『愛の妙薬』、『ノルマ』等数多くのオペラを指揮した。
現在まで、藤原歌劇団・新国立劇場・びわ湖ホール・サントリーホール等のオペラ公演において、福森湘、若杉弘、及び外来の指揮者(アラン・ギンガル、故アントン・グゥアダーニョ、ダニエル・オーレン等)のアシスタントを務める。98年2月ヴェルディ『ルイザ・ミラー』(愛知県文化振興事業団)の日本初演に、合唱指揮として参加、東京オペラシンガーズ及びAC合唱団を指揮した。
その際、市原多朗の評価を得、市原と林康子とのデュオ・リサイタルの指揮者として抜擢され、新星日本交響楽団(現・東フィル)を指揮した。
また、ミュージカルの分野でも'92年から2シーズンにわたり劇団四季の「オペラ座の怪人」を日生劇場に於いて指揮した。
指揮を高階正光、ピアノを永井宏、ヴァイオリンを牧野秀子、声楽を宮永康生に師事した。
東京芸術大学大学院オペラ科講師。
  澤田 康子(演出)
国立音楽大学、東京コンセルヴァトアール尚美ディプロマコース声楽専攻に学ぶ。
在学中、尚美オペラで井上善策氏のアシスタントを務め、スタッフとしてのキャリアを始める。
卒業後、二期会・藤原歌劇団の公演など、数々のオペラの現場で中村敬一、松本重孝、西澤敬一、平尾力哉、佐藤信、加藤直、鵜山仁、宮本亜門氏らの演出助手を務めた。
新国立劇場においても主要な演出スタッフのひとりとして重責を担っており、W・ワーグナー氏、A・ファッシーニ氏、K・ウォーナー氏、市川団十郎氏、野田秀樹氏、坂田藤十郎氏など、国内外の演出家のアシスタントを務めた。
綿密に作品をまとめあげるエネルギッシュな手腕に対する評価は高い。
演出家としても各地の市民・区民オペラで実績を積み「カルメン」「椿姫」「ジャンニ・スキッキ」「こうもり」「コシ・ファン・トゥッテ」など多数の作品を手がけてきた。
二期会オペラ研修所で後進の指導にあたっている。